1983年10月3日の山腹噴火で吹き出た溶岩の下に埋もれてしまった、当時は温泉郷として栄えた阿古集落。その旧阿古集落跡の溶岩上に作られたのが「火山体験遊歩道」です。溶岩の中を歩いた先にある旧阿古小・中学校跡は当時のままの姿で残っており、あたり一面に広がる溶岩から当時の様子が伺えます。遊歩道のまわりにあるダイナミックな溶岩や、みずみずしく芽吹く植物の姿も垣間見えるなど、改めて噴火の凄まじさと自然の強い再生力を目の当たりにすることができます。三宅島に初めて来たという人に、まず訪れてほしいスポット。