伊豆諸島の中でも大島、利島は椿が盛んに生産されており、島の至るところで見ることができます。大島は“ツバキの島”といわれるほど様々な種類の椿が約300万本自生し、日本最大級の椿園「東京都立大島公園 椿園」をはじめ、資料館など施設も充実。毎年1月〜3月には一大イベント「椿まつり」が開催され、特産品の販売やミスコンテストなど盛りだくさん。
およそ江戸時代から椿の島として知られている利島は、椿油の生産量が日本一。各所には山の斜面につくられた椿の段々畑が見られます。島全体が真っ赤に染まる冬の開花期は島自体がコンパクトな利島ならではの圧巻の光景。さらに2月下旬〜3月頃は花が散り、畑一面に「椿の絨毯」が広がっている光景が見られるなど、時期違いで椿を楽しむことができます。日本が誇る美しい花・椿をぜひ現地で観賞してみて。