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東京諸島の楽しみ方 34.大島 オンシーズン&オフシーズン

大島

四季折々にイベントやレジャーが豊富な大島は、東京諸島11島の中でも年間を通して来島者が多く、オンシーズンとオフシーズンの差を感じにくいかもしれません。島内がもっとも賑わうのは、椿の見頃となる3月と、夏休み期間を迎え海水浴やダイビングなどのマリンアクティビティが盛り上がる8月前後。ひと月あたりの来島者数が、なんと約2万人にも昇ります。一方、冬の時期(主に1月・2月・12月)は海が荒れますが、2月・3月には椿まつりが開催され、大島最大のイベントとなります。そして雨量が増える6月は比較的静かな期間になります。

訪れる人それぞれの目的次第で、春や秋はもちろんその他の時期だってベストシーズンと言えるのが大島の魅力。たとえば4月〜5月なら島のシンボル三原山のトレッキングを。6月は大島公園から三原山頂口へつながる道路沿いに植えられた約3万本のアジサイを目当てに雨の大島を楽しむのも良いでしょう。10月は島の特産品「椿油」生産の最盛期。この時期に旅すれば、搾りたてのツバキ油を使ったお料理にも出会えるかもしれません。また、年間を通じて楽しめるのがサイクリング。初心者向けから上級者向けまで、さまざまなルートが用意されており、ダイナミックな景色を眺めながら走ることができます。
いつ食べても絶品な大島牛乳のアイスクリームをおやつに、大島の四季を旅してみてください。

大島

2025.1.6