赤崎遊歩道の飛び込み台から眺める透き通った青い海、そして夏の夜空を覆う天の川の美しさ。そんな神津島の魅力が最高潮となる7月〜9月は、海水浴やダイビングなどの海のレジャーを求めて夏休みの子どもたちをはじめ、幅広い年代の来島者が集中して訪れます。一方で、海が荒れがちな2月を除けば繁忙期以外の時期も毎月2,000人前後の安定した来島者があるのが神津島のすごいところ。年間を通じて来島者が途切れない秘密は、島の中央に位置する天上山と豊富な釣りスポットにあるのかもしれません。

たとえば人気の天上山トレッキングは、山頂では日陰となる場所がないので、真夏よりも3月・4月・11月が過ごしやすく快適です。標高572mと低山ながら、山頂からは海の向こうに近隣の島々が望めます。また、砂漠や低木地帯などさまざまな景色を楽しむことができますよ。また、釣りをするなら、5月・6月、10月・11月が狙い目。やや雨量が増える時期ですが磯釣りや船釣りに出かければ、豊富な種類の魚が待っています。
のんびり静かに島の自然と向き合うならば、訪れる人次第でベストシーズンを味わえるのが神津島の魅力です。