訪れる観光客のほとんどがイルカウォッチングを目的としている御蔵島。毎年の3月15日から11月15日にかけてリピーターを中心とした観光客が集中し、宿泊施設の予約は運任せ……と言っても過言ではありません。特に夏休みや大型連休・週末は、抽選制となるほどの人気です。というのも御蔵島の周囲には野生のイルカが数多く生息しており、世界的にも珍しい貴重なイルカウォッチングスポットなのです。
イルカウォッチング以外のアクティビティとして、ガイド付きの山歩きがあります。島内のオンとオフはイルカウォッチングの解禁シーズンで切り替わります。シーズン終了後は、島内保全工事などの業務目的の来島者が増えることがあり、一般の観光客向けには休業となる施設も。海が荒れる冬の時期は大型船の接岸率も下がるので、あえて訪問する場合は島内施設の営業状況や予約、天気予報のチェックをしっかりとお忘れなく!