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東京諸島の楽しみ方 41.八丈島 オンシーズン&オフシーズン

八丈島

©八丈島観光協会

竹芝港から284kmも離れた外洋の孤島にもかかわらず、年間約10万人もの来島者を誇る八丈島。羽田空港発着の飛行機で1時間弱。竹芝からフェリーで約10時間程度で、船旅を楽しみながら来島も可能。人気の秘密は、文化や温泉をはじめ、視覚で楽しめる観光スポットが随所に。2つの山がそびえる自然豊かな島。牧場がある「八丈富士」。太古の自然がそのままの「三原山」。海を望めば海面に浮かぶ「八丈小島」。年間を通して途切れること無く観光客が訪れます。オンシーズンとオフシーズンの差を感じにくい島と言えるでしょう。

©八丈島観光協会

人気の八丈島において、特に来島者が増えるのは5月の大型連休と7月から9月前半にかけての夏休み期間。海底火山によって生まれたダイナミックな自然を感じられる八丈富士トレッキングや、海水浴場やダイビング、釣りといったマリンレジャーを楽しむ人で大いに賑わいます。
繁忙期を避けたいという方におすすめなのは、大型連休をさけた3月・4月・5月・11月。とても過ごしやすい気候を活かして、温泉や絶景めぐりと島グルメを満喫できます。また、昨今11月から4月の期間でザトウクジラの目撃例が相次いでいます。露天の足湯や露天温泉に浸かりながらの目撃例もあり八丈島の隠れたベストシーズンです!

©八丈島観光協会

日本三大紬の一つの「黄八丈」。黄・樺・黒の三色で染め上げた絹糸から作る織物で、それぞれ島の植物染料で色付けしている八丈島の伝統工芸品。
染色と乾燥を何度も繰り返して定着させるその染色技術は、東京都指定無形文化財にも選ばれています。
そんな染色から手間暇かけた絹織物の最高峰の黄八丈作りを体験できるのも八丈島だけ。専用の織り機を使って、縦糸に横糸を通していきます。この時、横糸の色や順番を変えることでオリジナルのチェック柄が生まれ、自分好みに仕立てられるのも人気の理由です。
体験以外にも、キーホルダーやネクタイ、小物入れなどのお土産も販売しています。

八丈島

2025.1.6