東京の島へ行く経路には船便と航空便があります。お出かけになる島によって条件が異なりますので事前にご確認下さい。

各島へのアクセス

全ての島へ行く航路の起点は東京の竹芝桟橋です。最寄駅はJR浜松町駅とゆりかもめ竹芝駅です。ただし、青ヶ島だけは直行便がありません。（船は八丈島から出ます）
その他、大島は静岡県熱海港、利島、新島、式根島、神津島は静岡県下田港となります。詳細については運航会社のHPをご確認下さい。

各島へのアクセス

東京発着の船は貨客船で車は載せられません。カーフェリーは下田発着の航路（神新汽船）のみ運航しています。小さなカーフェリーで完全予約制なのでご注意ください。
詳細については運航会社のホームページをご確認ください。

高速ジェット船は基準を超える大きな手荷物・重たい手荷物は持込みできませんのでご注意ください。予め宅配便を利用するか、大型客船の受託手荷物をご利用ください。

航空便がある島は、大島、新島、神津島、三宅島、八丈島の5島だけです。八丈島へは羽田空港から全日空が運航しており、大島、新島、神津島、三宅島へは調布飛行場から新中央航空が運航しています。調布飛行場へは京王線調布駅からバス又はタクシーをご利用ください。

島間を結ぶヘリコミューター「愛らんどシャトル」というものがあります。八丈島を基地に、八丈島と青ヶ島、八丈島から御蔵島、三宅島経由大島、大島と利島の間を1日1往復ずつ結んでいます。

各島へのアクセス

船便は、東京発の夜行便は当日の17:00、早朝の出発便は当日の06:00に決定し発表されます。航空便は、当日の朝に決定し発表されます。 天候不良時は逐次情報が更新されますので、出発前はご利用便の運航会社へご確認下さい。また、既に島にいる場合はお泊りの宿や運航会社の現地事務所にお尋ねください。

船・飛行機便で出発はしますが途中航路または到着港の天候不良により、入港・接岸又は着陸できず引き返す（欠航）可能性がある運航のことを言います。

東京諸島には港になる入江を持たない島が多く、1島で複数の港を使い分けて運航している島があります。当日の風向きや波の状態によって出帆港が変わり、また、海上状況によっては出航時間も変更になる為、お泊りの宿や運航会社の現地事務所にお尋ねください。

各島へのアクセス

東京諸島は太平洋上に点在しています。太平洋は波うねりが常にある動的な海であまり穏やかとは言えません。船にはいろいろな減揺装置もついていますが天候によっては揺れる日もあります。船に初めて乗る方や久し振りに乗る方などは安心材料の一つとして酔い止め薬を持つことお勧めします。

NTTdocomo、au、softbankとも使えます。東京の島ではdocomoが一番広範囲に通じます。ただし、基地局との位置や地形の影響で圏外になる場所があるのでご注意ください。また、悪天候時はつながりにくくなることもあります。
Wi-Fiを提供する宿、施設も増えつつありますが、まだ一般的ではありません。なお、モバイルWi-Fiルーターは使えますが、圏外エリアもあるので事前に確認を。

普及率は島によって異なります。クレジットカードは、港、空港、ヘリポートの券売カウンターおよび空港内や船客待合所の売店で使用可能です。島内の売店・民宿は現金のみの取り扱いのところも少なくありません。現金は多めにが基本です。電子決済サービスを導入する店舗も増えてきています。

島にある金融機関は次のとおりです。

郵便局：

全島にあります。

七島信用組合：

大島、新島、神津島、三宅島、八丈島、父島

みずほ銀行：

大島、八丈島（平日のみ稼働）

JA東京島しょ：

八丈島、父島、※母島（※平日のみ稼働）
なお、島では外貨両替は出来ません。

島にはコンビニはありません。お買い物はスーパー、薬局、酒店などのお店で出来ますが閉店は比較的早いので夜半の買い出しは出来ないと考えてください。
また、常用薬や旅行用の薬はご自身で事前に必要数ご用意ください。
お弁当は個々の商店が手作りで売っています。（弁当専門店はありません）
飲食店については営業日・営業時間等確認をしてからお出かけください。
詳しいお問合せは現地観光協会にお尋ねください。

島の海水浴場は入江や遠浅なところ、岩場があるところ等様々です。
来島する前に事前にご確認いただけると安心です。

島は天気が変わりやすいのでその対策は必須です。まず、雨対策として、島の年間雨量は東京の約２倍くらいあります。島は風が強く、傘がつかえないこともあるので、レインコートや上下セパレートのレインウェアの用意をお勧めします。天気予報の気温より体感温度が低いことも多いです。また、島の大半は山林のため、朝夕は地表温が下がりますので調整のため軽く羽織れる上着やウィンドブレーカーはあるといいでしょう。

島の宿泊施設でもホテル、旅館は用意があります。民宿は、島民の家に泊まるスタイルで始まったため、本来はアメニティ、浴衣、タオルなどの用意はありません。最近は、お客様のニーズを受けて用意しているお宿もありますのでご予約時にご確認下さい。